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ヨネックスカップはここがすごい!パート1
前にヨネックスカップに関して書きましたが、その続きです。
ヨネックスカップがスタートした当時は前回も書きましたがほとんどがどこどこテニスクラブの年1回のなんとかオープントーナメントとかいうものばかりで、負けたらそれでおしまいというものでした。
これに対してヨネックスカップは、まず"年1回ではなくて毎月開催してしまおう"、そして"試合方法もトーナメント方式ではなくリーグ戦方式(ラウンドロビン)にしよう"、そうすれば負けても勝ってもみんな3試合(現在は4試合)できるようになるじゃあないか、ということで当時としてはまったく新しいシステムを採用しスタートしました。
これだけでも当時としては画期的なことでしたが、さらには"試合の結果でポイントをつけ、ランキングをつけてしまおう"ということにしたのですが、このポイントシステムは当時としてはまったく常識外で、レディーステニス界にあってまさに度肝を抜くアイデアとなりました。いわゆる"レディーステニス界の事情通"といわれている方々からは、まず「毎月やっても集まる人なんていないよ」と忠告され、ましてやポイントをつけてランキングをつけるということことに関しては「女性が順番をつけられたりそんなこと喜ぶはずがない、絶対みんな嫌がって参加してくれるはずがないよ」とさんざん言われました。
僕としては「オールサムズでやっていた時はみんな楽しいと言ってくれてたんだから絶対に受けるはずだ」と確信を持って始めたのでしたが、いざ蓋を開けてみると皆さんのご忠告通り最初の半年ぐらいはまったく参加者が集まらず、毎月僕らの方から電話をして「すいません、参加してください…」と頼んでやっと大会が行なわれているような状態でした。
これは困ったと思っていた矢先、今度は爆発的に申し込みが来るようになり、あれよあれよという間に3会場から4会場、5会場と増え、現在は7会場8大会、シングルスを合わせると11大会となり多くの皆様からご好評、ご支援をいただくまでになりました。
当然こういったシステム的なことが評価を受けたことも大きな要因ですが、実はその陰に潜む重大な改革をこのヨネックスカップがもたらしたことも特筆しなくてはなりません。それはというと…、また次回に続くということで今回は終了させていただきます。バイバイ!
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