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セブ紀行その5
いや~、いよいよ本当にカレンダーも残すところあと1枚になってしまいましたね~! サビシー…
さてセブ紀行の続きですが、オーシャンフィールドの川村さんからメールが来て、セブは危険度1に格下げされたそうです。とはいえすぐにでもお客さんが戻るわけでもなく、相変わらず暇な毎日を過ごしているようです。セブ自体はまったく何もないのですがね…
今回のバリカサグでのダイビングでは、最高に透明度の良いときで約50メートルだったそうです。一番深く潜ったときが30メートルぐらいだったのですが、これって改めて考えるとすごいですよね!
ダイビングするときはいつもボートでポイントまで行って、そこから海中に飛び込んで、全員揃うまで水面にプカプカ浮いていて、揃ったところで一気に潜ります。しかし今回はあまりにも海が穏やかなうえ、水がめちゃくちゃ透明で、約12、3メートル下の海底がボートの上からでもハッキリ見えるのです。まるでボートが空中に浮いているようで、その下はビルでいったらきっと4階くらいの高さがあるわけでしょ、ウヘーこんなとこ入るのかいってくらい怖くて、本当に逃げ出したくなる程でした。
そんなことを思っているうちに川村さんに「ハイ飛び込んで!」と言われ、マジかよって思いながらも意を決して飛び込んだのですが、そのあと水面で浮いているときも怖かったですねー… 「ハイ、じゃあ潜行します」って言われたときも内心はメチャクチャドキドキしていて、言われるままに思い切って潜行したのですが…
海底まで潜ってしまうとなんてことはない、むしろ透明度がいい分そこには最高にすばらしい世界が広がっていました。ウワーなんてきれいなんだー!!! 本当に遥か遠くまで見渡せるではないですか!
こんな透き通った海に潜れたなんてきっと奇跡に近いんじゃないでしょうかね。伊豆で潜ったときは50センチ先が見えませんでしたよ。ここはまさに別天地! こんなすばらし機会を与えてくれてアリガトー!って感じでした。
30メートル潜っちゃったというのには訳があります。
ドロップオフという急に深くなっているところがあるのですが、そこに沿って潜っていくのが一番いろいろな魚が見られたり、大物に出会ったりでなかなか刺激的で楽しいのですが、ともすると自分がどのくらいのところを潜っているのか判断がつかなくなることがあります。
今回もうちの奥さんと友人の奥さんがナゼか深く深く潜っていってしまうのです。僕とか川村さんが手で上がって来いと合図を送っても、すぐにまた下のほうへ行ってしまいます。その差は僕らより常に5メートルは深いところを泳いでいました。そんなんでつい僕らも引きつられて深く潜ってしまったようです。ダイビングが終わってから川村さんに「今のは全員ゼンゼンだめ!」と言われてしまいました。
その晩、僕は同じ夢を2度も見てしまいました。映画のクリフハンガーの冒頭の場面で女の人が谷へ落ちていくところがありますよね、あれみたいにうちの奥さんがスローモーションで海の底へ吸い込まれていくところを… でもこれマジです。よっぽど奥さんのことを思っているのでしょうね…
ということで、ちょっと照れながら今回は終わりです。ではまた次回をお楽しみに!
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