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2002年06月月別アーカイブ シャチョー登場!

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2002年06月03日

閑話休題 其之二十

おととい教え子の結婚式があり、浜松町の世界貿易ビル(テロに遭いそうな名前)に行ってきました。

今回もまたご挨拶があったのですが、なんと一番最初の出番でした。緊張しながらもなんとか話し終えたのですが、やっぱり人前で話すというのは嫌なものですね。参列されていた方はみな良かったですよと言ってくれますが、イマイチでしたねーとは誰も言わないでしょうからね。

結婚式のあと、このホームページを担当してくれているK君と飲みに行ったのですが、飲んでから帰るのが面倒なことといったらありませんでした。イヤーこれはサラリーマンになんかなって東京に通勤してて、飲んで家まで電車乗って帰るなんて絶対できないなーと思いましたネ。

ほんとサラリーマンにならなくてよかった、とつくづく実感した“久々のお江戸行き”でした。

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2002年06月18日

ロステニス事情5

今年の梅雨は気合入っていますねー! ホントよく降ります。インドアがほしいなー…

さてロステニス事情の続きですが、なかなか書こうと思っていても時間がたち過ぎてちょっと書けなくなってきてしまいましたね。こういうのって心が熱いうちにというか、熱を持っているときでないと書きづらいですねー… とりあえず…

ジュニアが試合に出ようと思うと、まずどこかのクラブに「所属」し、そのクラブを介して試合に申し込まなければなりません。したがってジュニアの親はどこかのクラブへ自分の子供を「所属」させなければなりません。この時点で親は自分の子供の指導の主体からはずれ、クラブのコーチがかわって指導の主体となってしまいます。

親がどう考えるかより、コーチがどう考えるかが優先になってしまうわけです。この「所属」というのがクセモノです。つまるところ「所属」イコール「丸抱え」ということになりますかね…

たとえばどこかのクラブに所属したとすると、そのクラブの方針というかルールに従わなければならなくなります。当然ですよね。どのコーチに習うか、レッスンの時間は、一緒にレッスンにはいる子は… などです。これには親の考えが入り込む余地はありません。

問題なのはよそで練習をしてはいけないとか、他のコーチの言うことを聞いてはいけないとか、仮にそれを許したとしてもうちの「所属」では試合には出なさいとか、よそでやるのならうちのクラブを辞めてほしいとか、こういう問題って結構ありますよね。

親が自分の考えで動こうと思うと、クラブに負い目を感じたり、秘密で行動するとか、何かやってはいけないことをしているようにこそこそ行動しなければならなくなります。あるいはクラブ間でのジュニアの奪い合い、引き抜き、強い選手への甘い誘惑… ジュニアの世界の醜い部分です。

でも、これもクラブ側からしたら仕方のない面もあるのです。なぜなら多くの場合クラブ側にもジュニアからいただく以上にお金がかかるからなのです。

ジュニアを育てるのは、とてもお金がかかります。クラブとしてはかけた金額の見返りはほとんど何も期待できません。

ただ、一つ僅かではあるけれどもジュニアにお金をかけてそこに何らかの価値を見出せるとしたら、それはそのクラブの名前でジュニアが活躍することだけなのです。

うちのクラブがあの選手を育てたとか、うちの所属選手はこんなに強い選手ばかりだとか、そういった次元でクラブのステータスが上がるものだと考えているのです。

こうして、親はアメリカのようにメチャクチャ高い金額を払わないですむかわりに主導権をコーチに奪われ、クラブ側は金銭的な負担を背負う代わりに選手を丸抱えするという構図が出来上がるわけです。

でもこれって変じゃありません? 僕だけですかね、変と思うのは? 

自分の子供は自分で育てる、親の考えで育てる、指導の主体は親にある、これが当然ではないかと考えています。そのかわり金銭的な負担は大きくなりますが、自分の子供をどう育てるかにはかえられないと思います。

オールサムズはできるだけオープンにやってきました。クラブという壁をつくらないようにし、来る人は誰でもウエルカムで、誰にでも公平に接するようにとつとめてきています。ご両親がやろうと思っていることのお手伝いはいくらでもする用意はあります。ぜひお子さんの主導権はお父さん、お母さんが握って子供のために行動していってください。

さて、いよいよワールドカップが始まりますので、今回はこの辺までにしたいと思います。急いで書いたので、なんかまともな文章になっていないようですが、またヒマをみてわかりやすく書いてみたいと思います。ではまた!

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2002年06月27日

勝つとは、勝たせるとは

よく降りますねー、今年の梅雨は頑張ってます。ホントーに困ったものです…

さて、前回のはやっぱり熱が伝わってきませんね…

もう気持ちが冷めてしまってから書かなきゃ、書かなきゃ… と思ってやっと書いたので、読み返してみても何書いてあるんだかさっぱりわかりません。自分がそうなんだからきっと皆さんはもっとわからないんでしょうね…

簡単にもう一度まとめてみるとですね、日本人は帰属意識がとても強いので自分の子供にテニスをやらそうとすると、”どうテニスをさせていくか”ということよりも”どこに預けて面倒をみてもらおうか”という発想にどうしてもなりがちだということです。

ところが欧米人にはそういった発想はなく、”いかに育てていくべきかをまず皆考えますよ"ということなのです。
だいぶ日本人にもこういう発想をする人が増えてきましたが、まだ大多数の人はこのとても重要な点に気が付いていません。

クラブ側の僕がこのような主張をするのはちょっと過激かもしれませんが、だれかが言っていかなければなかなかジュニアの世界も前に進まないような気がします。

世界的にはトッププロの多くが親が育てた選手といってもいいと思います。でなければ国家体制で選手の強化をしているかです。

女子の場合は、ビーナス姉妹をはじめ親が育てた選手がとても多いですね。男子は国の強化システムによって育った選手が多いようです、ロシアとか、イングランド、オーストラリアなどが今本気になって強化しています。日本はというと、とてもお寒い状態で、民間頼りが現状です。

皆さん、民間の一クラブが国を挙げて強化している選手に勝てるようになると思いますか?

特に日本では男子を本気で世界に通用するようにしようと考えている人はほとんどいないんじゃないでしょうか。我々がいくら頑張ったって、資金はないし、生活を投げ捨ててやることもできないし、そんなこと誰ができるんですか? っていうことになってしまいますよね。「頑張ったって無理だ」か「頑張りようがないよ」っていうことに尽きるんじゃないでしょうか。

世界のトップレベルでの話になってしまいましたが、身近なところで、では皆さんの周りのジュニアで福垣さんのところみたいに毎月20万もかけてテニスをさせている人はいますか? どうでしょうかね?

でもこれがけっこういらっしゃるんですよね。で、事実そういう方のところはやはり勝っているのです。

この方たちは、今のテニスの世界(いやスポーツなら何でもそうだと思いますが)の勝負がわかっている方たちです。

”どうしなければ勝てるようになるか”、”勝つためには何をしなければならないか”をしっかり理解されているということでしょう。

日本のジュニア強化は、どこのクラブでも特別クラスをつくって、その中で強化育成しています。でも会費としてはそんなにいただくことができないので、グループでレッスンをしなければなりません。

それでもきっとどのクラブもそのクラスにはかなりの金銭的負担を強いられていると思います。どこのクラブも大変な思いをしてやっているということです。この辺にジュニア強化の限界があるのではないかと僕は考えています。

はっきり言ってしまえば月々3、4万位で日本のトップになるとか世界に通用する選手が育つなんて考えられますかっていうことなんです。日本のトップとまではいかなくても、千葉で勝つことでさえできないと言っていいと思います。

辛辣な言い方になりましたが、先にも書いたように誰かが言わなければいけないことではないかと思いますので、敢えて厳しい言い方になりました。

もうちょっと続けて同じテーマで書きたいと思います。ではまた。

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2002年06月30日

渡部コーチ

渡部コーチが千葉県選手権で優勝しました。

それもほとんど練習らしい練習をせずに。それどころかここ3、4ヶ月は肘を壊していてバックハンドがろくに打てない状況でです。驚くべき精神力です。

昨日は国体選手選考会があって、自分より10も若い連中を相手に互角の勝負をしてきたようです。しかしながら結果は足がつって途中リタイアだそうです。

この選考会を運営していたのが中学時代からの友人O(今彼の娘は渡部にテニスを教わっています)で、帰りにオールサムズに寄ってくれて、その日の試合状況を報告してくました。本当に惜しい内容だったそうです。

渡部の武器はなんといっても足の速さ、コントロールの良さ、駆け引きのうまさ、そして精神力です。

テニスには足の速さが不可欠です。どんなメチャクチャなフォームをしていても足の速い選手にはなかなか勝つことができません。その上どんなボールでも返せて、さらにコントロールも良い、となるともうそういう相手の牙城を崩すのはとても難しいことです。

彼の準決勝は僕も見ることができたのですが、渡部はまさにそういうタイプの選手です。(フォームはメチャクチャじゃないですよ)どんなボールでも絶対に諦めず追いかけて返す努力をします。そしてピンポイントで狙える“スーパーコントロール”で、相手の一番嫌がるところにボールを運んでいきます。こんな嫌な相手はいません。

彼の駆け引きのうまさも絶妙です。

準決勝もファーストを取られ、セカンドもタイブレークにもつれこんで何度も相手にマッチポイントを握られ、それでもなんとか凌いでセカンドを取ると、ファイナルは6-2で結局渡部のペースになってしまっていました。

彼は決して派手なショットを打つわけでもなく、相手のスーパーショットにやられながらも、ひたすら相手のミスのでるところにボールを集め、ついには相手が根負けしてしまいます。

真綿で首を絞めると言うか、ボクシングで言えばローブローが効いてくる、あるいは剣の道でいったら”肉を切らせて骨を断つ”というような様相で徐々に徐々に相手にダメージを与え続け、ついには渡部が主導権を握ってしまいます。

さらには彼の強靭な精神力、彼の場合逆境になればなるほど、あるいは不利な状況になればなるほど力を発揮するようです。とてもすばらしい精神力といっていいでしょう。

いろいろな言い方をすると、高い身体能力の持ち主、戦略家、駆け引き上手、負けず嫌い、勝負好き、といったところでしょうか。まさに勝負師としての資質をすべて備えているといえるでしょう。

でもやっぱり僕から彼をみていて一番言えることは、テニスを心から楽しんでいる、テニスを本当に愛してるなということです。本当にテニスが好きなんだなーとつくづく思います。(呆れて言っているんじゃないですよ、とても嬉しく、誇らしく思って言っているのですよ。)

7月7日の日曜日の午後5時から渡部の優勝祝いをしようかなと思っています。もともとはチームチャックさんという僕が主幹となって運営している朝練会の2周年記念のお祝いのつもりでいたのですが、急きょ渡部の祝勝会も兼ねて行なうことにしました。

お祝いしていただける方であればどなたでも結構ですので、ぜひお越しください。参加費はかかった費用を参加者の頭割りにしようかと思っていますので、少しだけ負担していただくことになると思います。よかったらご参加くださいネ。

渡部は11月に行なわれる全日本選手権の予選に参加します。千葉の決勝では相手の応援が30人くらい来ていて、渡部の応援は0だったそうです。
渡部的には誰も応援がいないほうが集中できていいそうですが、せっかくの全日本ですから時間のとれる方はぜひ応援に行ってみてください。よろしくお願いします。ではまた!

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