謹賀新年!!!
明けましておめでとうございます！
いよいよ２００３年のスタートです。今年も１年頑張るぞー！
きのう大晦日に弥起（プロテニスプレーヤー、オールサムズの卒業生、石井弥起でーす）が遊びにきました。
例年大晦日にはオールサムズのＯＢが集まってみんなで楽しくテニスをやるのですが、きのうも１０人ほどのＯＢがやってきました。その中の１人が弥起です。
弥起は手首の故障に悩んでいて１年以上をほとんどプレーできずにいるようです。最近やっと少し良くなってきたようで、いよいよ今年から本格的に復帰しようと考えているようです。しかしまだ完治とは言いがたいようが…
弥起が今年の早い時期にオールサムズの後輩たちのために、そしてオールサムズのお客様のために一度遊びに来てくれると、きのう約束してくれました。楽しい企画としてまた考えたいと思っていますので、ぜひ楽しみにして待っていてくださいネ！
今年も皆さんにとってよい１年でありますように！！！ ではでは！
閑話休題 其之二十六
いやー新年早々いろいろご意見いただきましたねー！ ありがとうございます。
きのうはこのホームページを管理してくれているオールサムズＯＢのＫ君が来てくれて、いろいろ話し合いました。
結論から言うと彼も本業があって、なかなかやりくりがつかないとうことと、うちのスタッフもまたそこまでやりきれないということで、やれることをちょっとづつやっていこうということになりました。ちょっとパワーダウンしていることはご指摘のとおりですが、どうぞ見捨てずに今後もちょくちょく寄ってください。
もうひとつ、スタッフのページもなかなか更新されずに本当にゴメンナサイ！ スタッフには月に１度は必ず更新するように言ってはいるのですが…
ただ思うのは、哲の言っている双方向コミュニケーションというのはあながち間違った意見じゃないなー、ということです。というのはこうして書き込んでいるものの、ただ一方的に発信しているだけで、その手ごたえというのはほとんどないんですよね。言ってみれば壁に向かってしゃべり続けているような感覚で、ちょっと無益な作業のように感じてしまうようなところがあります。
日本人は人がやっていることに関してあまり評価はしないですよね。欧米だとやった人にはそれだけの賞賛の意を素直に表すじゃないですか。今回の「シャチョーは頑張っている、でもシャチョーだから当たり前」っていうのはけっこうキツイんですよねー。
僕は今までいろいろけっこう頑張ってきた方だと自分では思っているのですが、いつも「大関さんなら当たり前」みたいな見方をされて、ウーン何のためにこんなに頑張ってきたんだろー…、みたいな思いを何度もしています。
スタッフのみんなももうちょっと手ごたえというか、やり甲斐みたいなものが感じられるときっともうちょっと頑張るんじゃないのかなと思います。
そうなるともう皆さんの応援しかありません。賛同のご意見、厳しいお叱り、提案… 読んだよー、だけでもけっこうです。
ぜひぜひオールサムズのホームページにあなたも、あなたも、あなたもご参加ください。ネッ！
弥起
前々回に大晦日に弥起が遊びに来たと書きましたので、せっかくですから今回も弥起のことにちょっと触れてみたいと思います。
僕はジュニアの大会で日本でトップクラスになった選手を５人育てています。（と言うより僕的には発掘と言っているのですが…）その子達を同じ小学生時代で比較してみると、まず共通して言えることは、やはりみんなかなり運動能力の高い子達だったということです。
その中の２人はボールに合わせることが非常にうまく、足が速く、どんなボールでも返してくるタイプの子でした。やはりこの子達は早い時期から勝つことができました。１人は常に全国大会で優勝、準優勝を飾っていました。もう１人はベスト４以上をやはり常にキープしていました。
もう２人はボールを叩くことに長けていましたね。小学生でありながら小学生とは思えないようなボールを打つことができました。１人は全国大会で時に準優勝、時にベスト８というところでした。もう１人はベスト８前後を行ったりきたりという感じでだったでしょうか…
この子達に共通した特長としては、
- ものの考え方が子供でありながら、大人に近い考え方ができたこと
- 大人と話していても、大人同士が話しているような会話ができたこと
- 相手の話している内容を理解することができて、それに対する自分の考えを持つことができたこと
さて弥起ですが、先の４人に比べてもさらに高い能力をもっていましたね。というか、
あれだけの能力を持った子を後にも先にも見たことがありません。
教えたことはその場ですぐにできるようになりますし、足もメチャクチャ速かったし、ボールに合わせる能力も相当のものでした。
サッカーはうまい、野球もうまい、短距離も長距離も速い、その上頭がとてもよかったですし、向上心があって、努力することができる子でした。そう、文句のつけようのない完璧な子供でした。
小学４年でたしか全国小学生大会ベスト８、５年、６年は準優勝か優勝していると思います… 記憶が確かではないかもしれませんが…
鈴木貴男君にも勝っているんですよ… いずれにしてもすごいですよね！
僕がとても強く印象に残っているのは、技術にしろ、戦術にしろ、教えたことがすぐできたのですが、教えてもなかなか理解できないようなことが教えてもいないのにできていたことです。
それはポジショニングといって、どこにどういうショットを打ったらどこに立てば１番優位かという大人でもなかなか理解できないようなことです。
僕は弥起の試合を見てビックリしました。たしか小学３年生くらいだったと思いますが、ボールを打った後常に必ず１番理想的なポジションにすっと立っているのです。まだそんなこと全然教えていないのにです。きっと自然とわかるんでしょうね、自分がどこに立てば１番有利か。試合をやりながら自然と身体が理解してしまったのでしょう。これには本当に驚きました。
そんな弥起も、今は手首の故障で苦しんでいます。全日本で優勝はしましたが、ランキングは１位にはなっていないと思います。
あの弥起ですらなかなかトップに立つことはできないのです。本当に厳しい世界ですね。
ではまた。