祝辞
きのう長い間心の重石になっていた卒業式のご挨拶がやっと終わりました。
久し振りにすごく緊張しましたね。もう2度とやりたくありません。
1年前「PTA会長を引き受けてください、誰も引き受け手がいません。やっていただくのは卒業式と入学式の2回だけです。」この言葉で頼まれると断れない性格の僕はしぶしぶ引き受けてしまいました。
ご挨拶も最近は機会が多いので、
「まあなんとかチョコッとしゃべることぐらいのこと何の問題もないだろう」
とタカをくくってしまいました。
言い訳すれば自分の子供の入学式も卒業式も1度も出たことがないのですから、全然どういうものかというイメージすらなかったのです。ホント今思うと卒業式の祝辞を結婚式のスピーチぐらいに考えていたのが大きな間違いでしたネ…
厳粛な雰囲気の中、自分の声が引きつっていて、手が震えているのがよくわかりました。でもやらなければいけないという一念で最後までやり通しましたよ。エライ!
で、やっと終わったー、もうこれで呪縛からも解放だー、と思ってすべての機能が停止したところに、「3年生のPTAの集まりがありますので大至急来てください。」というお呼びがあり、またもうひとことお話しなければならなくなってしまいました。
でもこういうときの僕ってまったくダメなんですよね。そんな話聞いてないじゃん、もうすべてが終わってるよ!って感じで本当に何もお話できませんでした。こういうときに本当に気のきいたことが言えないんですよねー、情けない…
いつも結婚式なんかでも自分のスピーチが終わると、自分の心の中に終演の幕が下りてしまいます。そこへ突然司会者かなんかが来てチョコッと聞かれたりするともうパニック状態で、しどろもどろです。スピーチでかっこいいこと言っておいて、その後すぐ化けの皮が剥がれてしまうんですよねー、情けない…
その日は本当にぐったりで、心身共にヘトヘトでした。でも今日こそは晴れて飲める、今までの憂鬱な気分を吹き飛ばすぞー、とばかりに友人のやっている居酒屋へ繰り出しました。
で、まあ飲んだ話はどうでもいいんですけれども、その店にはカラオケがあるのですが、最近のカラオケはすごいですねー! きっとカラオケ通にはもう当然のことなのかもしれませんが、男の人が歌ってスピーカーからは女の人の声になって出てきたり、またその逆だったりするんですねー、ビックリ! 男声、女声って言うんですか、そういう機能が付いているんですね。イヤー驚きました。
ということで世間知らずのおじさんでした、情けない…
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