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お久し振りです…
忙しさにかまけて、ついつい更新を怠ってしまいました… お許しを!!!
さて、レッスンレポートも書きたいのですが、とりあえず近況報告など…
以前書きました高校時代のテニス部の恩師2人の退職のお祝いの会を6月7日に開きました。
10年近い両先生の顧問時代を通して卒業生が約100人、その約80%ぐらいのOBに今回の会の連絡をとることができ、そのうちの半数以上の実に45人ものOBの参加者がありました。本当にビックリです!
それも実に20年ぶり、30年ぶりという人ばかりです。歳をとったなーという顔、ぜんぜん変わってないなーという顔、忘れかけてた顔… ホントーに懐かしい顔、顔、顔でした。
先生お2二人は、むしろゼンゼン変わってませんでした。ご指導いただいたあの頃のままで若々しく、でもこれでもう定年なんだー… と信じられない思いです。
僕がお二人の先生に学んだことは計り知れません。前にも書きましたが、人生で大切なこと、やらなければいけないこと、ものをどう考えたらよいのか…等々、僕の人格形成に本当に多くの影響を与えてくださいました。思春期というか、青年期というか、いわゆる10代の成長期の子供にとって、こういう人生の道を導いてくれる師の存在は、何ものにもかえがたいものだなー、と改めて考えさせられました。またそういう師とめぐり合えたことも、僕にとって本当に幸せなことだったなー、とつくづく思います。
と書きながら、実は参加者の大半は僕の教え子でもあるのです。高校を卒業後、僕はOBづらして高校の部活に日参し、後輩の面倒をみていたのです。その中には関東で優勝したり、インターハイで2回、3回勝ったり、千葉では何年か忘れましたが連続で優勝したりと、教えた後輩たちが、そこそこ活躍してくれました。それが面白くなってこの道に進んでしまったのですが…
その日は全員がご挨拶をしたのですが、両先生と、また僕のことも含めてみんな懐かしい話をしてくれました。で、やはりみんなが言うことは、今僕が上に書いたことと同じことを話してくれたのです。これは本当に感動ものです。
僕も後輩たちにテニスの指導だけではなく、あの先生方のように、少しだけかもしれませんが、人生の中で大切なことを教えてあげられていたのかもしれないなー、と思ったらちょっと目頭が熱くなってしまいました。
今回改めて思うことは、やはり指導者と指導される側とでは、その場限りのレッスンや、単に技術的な指導のやりとりだけでは成り立たないなー、ということです。
赤の他人が自分のために一生懸命やってくれる、誰よりも真剣に、そして本気で考えてくれる、こんなありがたいことはありませんよね。教わる側としてもこういう思いが本当に心の成長の糧となるんじゃないでしょうかね。
つづく…
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