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オールサムズオープンアカデミー
ここのところ花粉が本当にすごいですねー。鼻水、くしゃみが止まりません。目がかゆくて、頭もボーっとしています。帯状疱疹の方はだいぶよくなりました。痛みが少し残っているかなーという程度です。ご心配をおかけいたしました。
今日は三橋記念館に和太鼓のコンサートに行ってきました。『いぶき』という名のチームの演奏会だったのですが、出演者4名で観客はなんと約40名くらいしかいないという、なんとも寂しいコンサートでした。
が、しかしその内容は実にすばらしいものでしたねー!!! 迫力があって、ときにメロディアスに、ときに荒々しく、まさに『魂が揺さぶられる』演奏でした。ホント、実によかった!!!
26日にはレインボーホールで、また4月には17日に同じくレインボーホールで、30日には三橋記念館でコンサートを行うようです。よかったらぜひ行ってみてくださいね。
さて、第4期よりスタートします『OAクラス』に関して、ちょっと書いてみたいと思います。
前にも書きましたが、このクラスの構想は長い間僕がずーっと頭に想い描いていたものです。いつか実現したいと思っていたのですが、やっと開設するに至りました。ぜひ成功させたいものです。
このクラスのコンテンツはまさしく『オープン』であるということです。
テニスがうまくなりたい、強くなりたいというジュニアであれば誰でも入れる、クラスの垣根を飛び越えて入れるということです。年齢も小学生だろうが、中学生だろうが、高校生であろうが、また男の子であろうが、女の子であろうが、やる気さえあれば誰でもOKということです。そしてオールサムズのジュニアに限らず、週1回だけでもオールサムズのレッスンを受けたいという外部ジュニアに関してもオープンに受け入れようというものです。
レッスンはコート3面を使用してレベルで分けて(実際にはランク戦の結果と本人の取り組む姿勢)行なう予定です。強くなれば上のクラスで、負ければ下のクラスと、まさしく実力本位のクラスとなります。さらにこのクラス自体についていけなくなったらクラス落ちもありえます。意識のあがらないジュニアもクラス落ちするかもしれません。技術面、精神面の両面での奮起が期待されます。
と、ここまで書いてくるとなんか理想的なクラスだなーと思うかもしれませんが、懸念される点もいくつかありそうです。
まず子供達が今までやってきたクラスから上のクラスにあがれるとなったときに、やったーと思う子と、えーやだって思う子がいるということです。単純にうまくなって上のクラスにいければいいじゃんって思いますよね、ところがそうでもないんですね、子供達の反応は。
ひとつは上のクラスにいったら自分がじゃまもの扱いされるんじゃないかということです。また今のコーチがいいんで上のクラスのコーチは厳しそうでいやだとか、あるいは友達が今のクラスにいるからいきたくない、というようなことがおこるんじゃないかと予想されます。
次に親御さんの反応です。親御さんとしては自分たちの子には少しでもうまい子と一緒のクラスで練習させたいと思うもので、どうしてもクラス分けには不満を抱くものです。また下のクラスからあがってきた子がいると、なんでうちの子があの子と一緒にレッスンを受けなきゃいけないの(すいません、かなり辛辣な表現で…)なんて考えたりしがちです。ですからクラス分けはすべての子に公平な検討がなされなければいけないなと今は思っています。
またコーチのモチベーションの維持と責任感という点でも問題がありそうです。せっかく育てた子を他のコーチに引き渡したり、あとから入ってきた子にどう対処していいかわからなかったりということが起こりそうです。また逆に子どもたち一人ひとりの担当者というか責任者が明確でなくなり、誰がどうなっているのかコーチ自身が把握できなくなってしまうのではないかという懸念があります。
今はクラスを区切ってそのクラスの担当コーチを決め、そのコーチの責任でジュニアの指導をしているわけです。だれだれさんは誰コーチとはっきりしてるんですね。ですからあいつはどうなんだ、といわれればそのコーチが明確に返答できるわけです。あるいはあいつはここをこうしなければいかんといえば、担当コーチが即対応できます。自分の面倒見ている子ならやっぱりどうしたって勝たせたいものですし、そのために試合を見に行ったり、またその反省を次のレッスンにフィードバックさせたりすることができるんじゃないかと思うのです。ウーン、僕もコーチだったからその辺はよーくわかるなー…
どちらも一長一短かもしれませんね。平日に関してはいままで通りのレッスン形態ですから、両方のいい点がプラスに働けばいいんですけれどもね。そのためには親御さんとコーチとジュニアも含めてこの辺のところをよーく理解して、全員で盛り上げていっていただければいいんじゃないかなーと思います。そんなところをどーぞよろしくお願いいたします。ではまた。
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