視力
何日か前にジュニアのおばあちゃんとお話をしていたのですが、お孫さんの視力がとても低く、夜の照明の下でのテニスは無理ではないか?とのことでした。
もともと乱視に若干視力が低かったそうですが、おばあちゃんがランク戦を見てて、どうも動きが変だなーと思って眼科医に連れて行ってみたら、ものすごく視力が低下していたんだそうです。確かにそんな視力ではテニスはできないでしょう。少なくても相手の顔の表情が見えるくらいでなくてはいいプレーはできないと思います。
テニスに限らずスポーツはほとんどの情報が目から入ってきます。その大切な目が充分機能を果たしていないようですと、高いパフォーマンスも当然得られません。ボールがどっちの方向から、どのくらいのスピードで、どんな軌跡を描いて飛んでくるのか(どのくらいスピンがかかっているのか)を目でとらえることができて、初めて体が反応するのです。
また相手の表情が見えるかどうかは戦術上非常に重要です。相手が余裕を持って返球しようとしているのか、苦しいそうな顔つきで打ち返してきているのか、そこのへんまで見ることができて、そして瞬時に反応して動くことができて、初めていいプレーができるのです。
視力がいかに重要かということはおわかりいただけたと思うのですが、問題なのは親御さんがお子さんの状況に気がついていないということです。そんなことはないでしょう、と思うかもしれませんが、こういうことは今までにもけっこうありました。
なんか見えてないんじゃないかなーというような感じがありましたら、ちょっと注意してみてください。
くり返しますが目が見えていなければテニスはできません。これは間違いありません。特にナイターでは本当に無理です。目が見えてのいいプレーです。ぜひチェックしてみてください。ではまた。
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