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ありのみカップとランク戦
冬眠から覚めたシャチョーです!
長い長い冬眠状態からやっと目が覚めました。これからが僕の季節ですよ! 頑張りましょー!
ゴールデンウイーク中に開催される「ありのみカップ」、オールサムズの恒例行事となりました。今年は中学生、高校生の部はもう2月に開催され、今回は小学生の部のみの大会となります。現在お申し込みのファックスが毎日たくさん送られてきている状況です。本当にありがとうございます。
今回初めてB大会に参加申し込みされるジュニアに対して戦績に制限を付けさせていただきました。「B ⇒ 初心者、初級者対象。過去にジュニアのグレード大会でベスト8以上に勝ちあがったことのある人はご遠慮ください。」という1文が載っていると思います。簡単に言うと「試合にもうけっこう出ているとか、試合慣れしている子はご遠慮ください」という趣旨です。
今までこういう制限を付けたことはありませんでした。でも僕が頭に描くのはサーブもなかなか入れられない、打ち合いになったらポコン、ポコンと何球か続いてやっと返したけどミスっちゃったみたいな試合の中で、ちょっとみんなよりうまく返せる子が優勝できた、みたいな大会です。けっしてビシッ、バシッというイメージでありません。
でも誰だってこういう時代を経験してきていますよね。今世界のトップで活躍している選手だってそういう時代があったはずです。僕はその時代の時の感性というか、経験をとっても大切に考えています。
せっかく初めて試合に出てきたのに手も足も出ないで負けてしまったりしたら、その子はいったいどう思うでしょうか… なかには気が進まないままやっと参加してきた子もいるんじゃないでしょうか…
僕はそういう子でも「楽しかった、またテニスしたい、試合に出たいなー!」と思ってくれるような大会をやりたかったのです。
そんな思いで今回B大会は参加制限を付けさせていただきました。負けてもそれで頑張れる子もたくさんいます。くじけずにさらにファイトを燃やす子もいます。ガチンコ真剣勝負をお望みであればぜひA大会にチャレンジしてみてください。どうぞよろしくお願いいたします。
またランク戦も同じ発想で始めました。もうかれこれ23年くらい続いています。
ランク戦で重要と考えていることは、同じレベル同士で試合をする、勝てるかどうかやってみないとわからないという者同士が試合をすることでお互いが切磋琢磨し向上する、試合をたくさんやらせる、試合経験をつませて本番で実力を発揮できるようにする、勝つ喜び、負ける悔しさを体験する、負けることで学ぶ、普段の練習にフィードバックさせる、などです。1番下のレベルの大会では試合のルールを学ぶ、という点も加わってくるでしょう。
子供たちが1番気にするのはランキングでしょう。でもこれはあくまでも目安です。あまりランキングにはこだわらず、前述の趣旨をご理解いただき、今後もご参加いただければと思います。
やっと次回ランク戦の日程が決まりました。A、B大会はありのみカップ終了後に決定するということにさせていただきましたが、C大会、D大会、E大会該当者はお申し込み受付開始いたしました。今回は会場が船橋のみとなり、5大会での開催となりましたので、定員いっぱいになるのがけっこう早いかもしれません。参加希望の方はどうぞお早めにお申し込みください。
今日は風が強いですね。でも負けずにテニス頑張りましょう! ではまた!
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