大塚製薬のスポーツセミナーが土曜日に行われました。

が、参加してくれた方があまりにも少ないのでビックリ！

栄養とかスポーツ選手の食事とかってあまり関心がないのかなー？
ちょっと意識の低さにガッカリでした。

ジュニアにしろ誰にしろ競技テニスを目指す者にとっては、テニスの練習もとても大事だけれども、体をどう造るかっていうこともとっても大切だと思うんですけどね。体を造るということは何を食べるかということですよね。

はっきりした数字は覚えていないんですけど、確か３ヶ月か４ヶ月で人間の体はまったく新しいものに入れ替わっています。つまり今ある自分の体を構成している細胞や血液なんかはずっとその後もありつづけるわけではなく、古くなったら消滅して新しいものが入れ替わって自分の体となっていくんです。なんか見た目が変わってないので何年たっても同じ組織がずーっとそのままみたいに思ってしまうけれども、実際には常に新しいものに入れ替わっていて、その新しく体を造っていくものというのが、口から入っていく食物なんです。だから何を食べるかで３ヵ月後にはまったく違う体になってしまうんです。

スポーツをガンガンやっている人や、成長期の子供はだいたい１日に必要なたんぱく質量が体重１Kgに対して２ｇで、一般の成人は１gだそうでその約２倍は摂らなくてはいけないそうです。

体重５０Kgの中学生ですと、たんぱく質を１日に１００g摂らなくてはいけない計算になります。

たんぱく質１００gというのは肉ですとその約２０％がたんぱく質で、肉５００gを食べてやっと充分な摂取量となるそうです。肉５００gというのは、ファミリーレストランのステーキが約１５０gだそうで３枚以上を食べなければいけないという勘定になります。実際には肉だけじゃなくて魚や卵、牛乳、チーズなんかや、納豆、豆腐などの植物性たんぱくなんかでも当然いいんで、そういうのをあわせて１日で１００gになればいいんですけどね。

たんぱく質は筋肉を造る元になっているわけで、練習や、トレーニングというのは筋肉を破壊しているということで、その破壊された筋肉を修復してさらにパワーアップさせるのがたんぱく質なんです。

たんぱく質を摂取する際に重要なポイントは、トレーニング(練習)後３０分以内に摂ることだそうです。

ゆで卵とか、チーズなんかを練習後すぐに食べるといいみたいですね。まさか納豆というわけにはいかないですからね。いずれにしても何か工夫をして即座にたんぱく質を摂取できるようにするといいと思います。

とまあ、こういった知識って重要ですよね、参加されなかった方のためにちょっとまとめてみましたが、次回はぜひ参加して直接聞いてください。ではまたね。