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書道展と積み木
19日の日曜日に高校時代にお世話になった先生の展覧会に行ってきました。六本木にある国立新美術館でおこなわれた「全書芸展」という書道の展覧会です。毎年この時期、この場所で開催されています。しかし今回はゴッホ展も開催されていて、ものすごい人でした。
先生の名前(雅号というのでしょうか?)は「目良丹崖」といいます。僕は書道のことは実はあまりよくわからないのですが、先生は力強く迫力のある字を書き、いつも深い感銘を受けます。
しかしいつもなんと書いてあるのか? その意味は? などなどいろいろ説明をしていただくのですが、それがなかなか覚えていられません。いつも3、4日もすると忘れてしまいます。ほんと情けないなーと思います。先生、申し訳ありません!
さて話は変わりますが、11月に長野に住む弟のところに遊びに行った際、お袋が懐かしい物を発見しました。
それは「積み木」
実は僕もすっかり忘れていたのですが、お袋に言われて思い出しました。
その積み木はもともとはうちの物で、うちの子供(よしコーチ、ともコーチ、娘)が成長してしまって不要になり、その後弟のところに子供ができたので、それを弟のところに譲ったのでした。
そして弟のところでは息子、娘がそれで遊び、やがてその二人も成長し、今は不要となってしまっていたものでした。
それならばその積み木を今度はうちの孫のためにもらって帰ろうということになり、おそらく十数年ぶりだと思うのですが、無事に我が家に帰ってきたというまさにお宝の積み木なのです。
で、話はこれだけではなく、まだ続きがあります。
実はこの積み木は善一が生まれたときのお祝いで、前出の「目良先生」に頂いた物だったのです。
先日の展覧会の際にこの積み木の写真を持っていって、先生に見せてみました。それで「実はこの積み木は先生に頂いた物なんです。」と言うと、先生も思い出したようで、ちょっと感動していました。
約30年前先生にプレゼントしていただき、我が家の3人の子供が遊び、その後弟のところの2人の子供が遊び、そして今その積み木は善一の子供のところに戻ってきた、な、な、なんて感動的なんだろう! って勝手に思ってしまいました。しかも積み木は1つもなくなることなく、全部そろっているのです! ほんとビックリです!
先生はその写真を奥様に見せたいということで持って帰りました。同じ写真がアップされていると思いますが、いかがでしょうか? 年季の入った積み木でしょう!
皆さんのところにはこういう何か記念になるようなものはありますか? そのときは別段大切な物ではなくても、時がたつと本当に大切なものになりますね! そういうことをまさに実感した出来事でありました。ではまた!
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コメント
いつもお世話になっております。
ブログ、楽しみにみせていただいています。
目良先生は、高校時代、お世話になっていました。
懐かしくて、思わず、初コメントしてしましました。
高校1年生の書道選択の初めての時間に、
「お!結構良い筆持ってるな!」と持っていた小筆をほめてくれ、厳しいけれど、温かい人柄にいつも励まされながら
書道の時間を楽しみにしていました。
お会いするときがあったら「2年後輩に、そんな子もいたんだね!」と話題にしていただけるとうれしいです!
投稿者 げんきひとみ : 2010年12月25日 13:05
コメントありがとうございます。そしていつもこのブログ見ていただいているようでありがとうございます。目良先生に書道を教わって僕の2年後輩ということは薬園台ですか?テニス部ではなかったのかな?時々目良先生、柴田先生、宮川先生、西堂先生がテニスに来ます。テニスの後はみんなで飲み会ですが、先生方皆本当に元気です。
投稿者 シャチョーです! : 2010年12月29日 11:30
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