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2004年02月22日 日曜日

ランク戦A大会

きのうはランク戦のA大会でした。A大会はうちのジュニアのトップがこぞって出てくる試合で、毎回なかなか見ごたえがあります。

結果としては総合優勝がH君、準優勝がT君、二人ともジュニアスクール所属の高校2年生です。最後の最後で2人の直接対決となり、勝った方が優勝という場面で、長い試合をタイブレークでものにしたのはH君でした。

しかし、この試合は本当に見ごたえのある1戦でした。二人とも最後の最後まであきらめずに、1球1球死力を尽くして戦っていました。長いストローク戦では、見ているこちらが息が詰まるくらいの緊迫感で、まさに手に汗握るという感じの本当にいい試合でした。

思えばこの2人も1年前はカッコつけばかりで、何か言えばすぐ屁理屈をごねて言う通りやらなかったり、ランク戦でも小学生連中に負けたり、すぐやる気を無くして試合を投げてしまったり、勝手に爆発してしまったりでした。

それが今回のように最後まで前向きに戦う姿勢を崩さず試合ができるようになったのですから、本当に立派なものです。改めて本人の努力と、担当コーチに拍手を送りたい気持ちでいっぱいです。

ただ、だからといって県のレベルでどのくらい通用するのかと言ったらまだまだです。

この場でいい試合ができても本番でどのくらいできるのか、といったらきっとまだ実力の半分も出せないんじゃないでしょうか。どんな場でも全力を出せるようになるには、経験を積むことが大切なことだと思います。

しかし、この大切な経験をこれから積ませて試合に臨もうというには、今高校2年生というのではあまりにも時間が無さ過ぎるのです。この辺に高校生の指導の難しさがあるのではないかと思います。

高校生がもっと強くなりたいと思ってうちに入ってくるのが秋の新人戦が終わった頃からです。

高校に入学してテニス部に入部して訳もわからずにいるうちに夏休みになり、そうこうしているうちに秋の新人戦が始まり、活躍している先輩たちの試合を見て自分もああいうふうにやれるようになりたいと思い出すのが10月頃、いろいろな情報が耳に入ってきて、このままじゃダメだ、スクールに通おう、と思って(かどうかは定かではありませんが)うちに来るのが11月、12月頃、これが毎年の高校生の動きです。

入会してきた当初はみなショット自体がまだまだメチャクチャです。まずはショットがうまく打てるようになるように指導します。しかしこれがけっこう大変な作業で、やっとうまく打てるようになってきたなーという頃には、3年の春の高校最後の試合の時期になってしまっています。それが終わると高校テニス部も引退し、うちも辞めて受験勉強体制に入っていきます。

高校生の指導はまさに1年サイクルです。1年間で作り上げなければなりません。技術指導から、精神面、そして試合ができるように(と言ってもルールを教えるという意味じゃありません、ゲームメイキングのことです)なるまでを教えなければなりません。まさに促成栽培です。

小学生の頃からテニスをやってきたというような高校生を指導するのとは訳が違います。右も左もわからないような子を1から指導するのですから、その労力たるや大変なものです。

その点うちのコーチはほんとうによくやっていると思います。手前味噌になりますが、まったくの初心者の高校生を1年やそこらであそこのレベルまで持っていけるコーチはそうなかなかいないんではないかと思います。

また頑張ってやってきた高校生も長い目で見ればテニス人生は始まったばかり、大学行ってもっともっと磨きをかけて、社会に出ても一生懸命やればいくらでも上達するのですから、ここで養ったことを将来に生かして頑張ってもらいたいものだと本当にいつも思います。

今回は高校生の指導と限界について書いてみましたがいかがでしたでしょうか。これから高校に行ってテニスをやろうという方がありましたら、ちょっと参考にしてみてください。ではまた。

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