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結婚30周年記念旅行 3
今日は寒かったですね。なんかいきなり寒くなっちゃいましたね。今朝は出社の車で初暖房を入れてしまいました。
さて結婚30周年記念旅行のパート3です。
エアーズロックはもともとアボリジニ人の聖地で、今日本ではエアーズロックという呼び名で広まっていますが、本来はアボリジニ語でウルルと言うんだそうです。マウントオルガも元々はカタジュタと呼ばれていたんだそうです。
今エアーズロックおよびマウントオルガの周辺はアボリジニ人のアナング族に返還され、その呼び名も本来のウルルとカタジュタに戻り、一帯をウルルカタジュタ国立公園としてアナング族が管理しているんだそうです。
ですのでこのブログではエアーズロック、オルガと書いてきましたが、あちらではもうほとんどがウルルとカタジュタの呼び名で浸透しているようです。
さてそういういわゆる神聖な場所であるウルルですが、この山に登ろうなんていうのは後から来た白人たちで、登山道もそういう人たちによって造られたようです。当然アボリジニの人たちは登山なんてとんでもない行為と考えていて、彼らが管理するようになった現在は登山道入り口に各国の言葉で「登るのをやめてください!」というメッセージの看板が建てられています。
それでもたくさんの人が現在登っていて、それは観光資源としても重要な要素であるという現実を無視できなくなってきているからのようです。
しかし本当に転落して死んでしまう人がいるんだろうか?ガイドさんに聞いたらここ十数年事故死はないと言っていましたが、ネットでちょっと調べてみたら年間数名の方が亡くなっているみたいなことが書いてあるサイトもありました。
でも考えてみると本当に年間数名も死者を出していたら日本じゃ絶対に登山禁止になりますよね。本当のところはどうなんでしょうかね?
さて話は変わります。我々が宿泊したところは国立公園内にあるエアーズロックリゾートというところだったんですが、そのリゾートは車でぐるっと回っても10分かからないんじゃないかというくらい小さな人工の町です。辺り一帯が砂漠で、その中にぽつんと存在しています。
この町の中にホテルが5つあるのですが、それだけではなく消防署、警察、郵便局、銀行、スーパーマーケット、ショッピングセンター、レストラン… といった具合に大体のものがあるのです。しかし考えてみるとまわりじゅう砂漠なんですから、人間が生活していくために必要なものは全部そろえておかないといけないですもんね。
エアーズロック登頂から戻った日の午後と、翌日ケアンズに戻るのですが、午前中は何も予定がないので、それまではこのリゾート内で過ごしました。
リゾート内は無料シャトルバスが巡回していて、それに乗ることもできましたし、またどこに行くにも歩いてもそんなに時間はかかりません。そんなんで2日間バスに乗ったり、歩いたりしながら自分たちの泊まったホテル以外のホテルを見て回ったり、お茶を飲んだり、ショッピングセンターに行ったりしてのんびり過ごしました。
食事もその中にあるゲッコーズカフェというところで食べたのですが、けっこうおいしかったですね。昼も夜も行ったのですが、昼はピザ、夜はチキンとビーフでしたが、昼も夜もビールを飲みながらだったので最高でした。
そしてこれからケアンズに戻ります。続きは次回。ではまた!
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