息子へのメール
次男は原因不明の４０℃に近い高熱と、原因不明の口腔内激痛と、原因不明の両足アキレス腱痛により瀕死の状態で我が家に帰ってきました。クラブ内を金髪のあやしい奴がふらふらしているのを見かけた方がいらっしゃるかと思いますが､そいつが次男です。
今はだいぶよくなったようですが、まだ足が痛く思うように動けないようです。このあとすぐ大学の合宿があるのですが、行くのをあきらめたようです。ですからもうしばらくクラブ内をうろうろしていると思いますが､奇異な目で見たりしないでくださいね。
さて長男の方はといいますと、あちらに行ってまずは携帯を買って、車の免許を取って、いよいよ車を買いたいそうです。さすが今の若者ですね！ でも、確かにロスは車がないとどうしようもないんですけれどもね、心配の種が増えます。
そこで、長男に送ったメールをご紹介しましょう。
（前略）
それから車を運転するようになったら、保険のことをよーく考えること。日本と違うから、甘く考えないように。また運転してて警察に停止させられた時などに、何も指示がないようならハンドルに両手を置いて指示を待つこと。勝手に免許を出そうとして胸のポケットに手を入れようなら射殺されるからな。警察も自分が撃たれると思ったら躊躇なく撃ってくるから、絶対に守ること。道路を走っていて緊急自動車がきたら、どこにいても絶対に止まること。日本だとサイレンが聞こえても一向に構わず走っている車があるけれど、そんなことをしてはいけない。踏み切りがあっても一時停止はしない。ＳＴＯＰサインがあったらいかに止まる必要がないところでも絶対に止まる。ＳＴＯＰサインが４方向ともある交差点では、先入者優先といって先に交差点に入ったものが先に通過していいんだけれども、慣れないとちょっとややこしいので注意！右折は信号に関係なくいつでもできるので、青になるのを待っていると後ろの車に迷惑をかけることになる。信号のある交差点での左折は、先に左折信号が出るところが多いので注意（日本での右折、青信号のあとに右折信号）。また左折信号の時間が短くてゆっくり曲がっている余裕がない。これも気をつけること。
以上。いずれにしても事故、違反をしたら日本と違って大変なので充分注意すること。
どうですか？ 向こうで運転したことのある方は､わかると思いますが、ヘーと思われた方も多いんじゃないでしょうか？ ではまた。
スティールパン
８日の日曜日にうちの奥さんと、おふくろを連れて横浜みなとみらい２１に行ってきました。目的はスティールパンのコンサートを聞きにです。スティールパンてなに？ なんでスティールパンなの？ という疑問の声が聞こえてきそうですねえ…
なぜか今、僕はスティールパンにはまってるんです、というかこれからはまろうかなと思ってる、というのが正しいのかもしれません。自分でもわからないのですが、何年前からか憧れの気持ちが芽生え、それがだんだん大きくなって、いろいろ調べてやっと出会えたのがきのうのコンサートなのです。いやー、でも感動、感動、感動でしたねー！！！
午後２時の公演に間に合うように横浜に向かい、初めてのみなとみらいでどこがどこだかわからないまま、１５分前になってやっと会場のランドマークプラザのドックヤードというところに着きました。ここがまた古代ローマの石組の演舞場のようで実に雰囲気のある場所です。聞くところによるとドックヤードのドックは船のドック（dock）のことだそうで、確かに全体が船底のような形をしていました。
コンサートは実にすばらしいものでした。スティールパンの哀愁のある音色、そして合奏したときの迫力もまさに想像していた以上でした。奏者も曲に合わせ踊るように演じ、全身で、そして全霊を注ぎ込むようにパンを叩いていました。とにかくすばらしい、すばらしい、すばらしいの一言です…
ウーンしかしこういうときに僕は表現力がないんですよねー。なんて書けばあのすばらしさが皆さんに伝わるでしょう？ 有名作家ならうまく書くことができるんでしょうけれどもねー…
今回３日間の最後を飾る公演がまたその日の午後６時からもあり、実はこちらも見てきてしまいました。ほの暗い中、１回目よりさらにヒートアップして、観客交えステージ前ではみんなダンスダンスダンス… かなりの熱狂ぶりでしたねー！ 見ている僕たちもホントのりのりでした。
今回のグループは、パンベリスティールオーケストラといって、カリブ海のトリニダード･トバゴというところから招かれたプレーヤーたちで、１４日にニッケコルトンプラザのコルトン広場でも午後５時と７時半の２回公演をやるようです。無料ですから興味の湧いた方はぜひ行ってみてください。きっとその魅力にとりつかれてしまうこと間違いないです。
ちなみに僕は同じ日にやはりみなとみらいで行なわれる“横浜スティールパンフェスタ２００４”に行ってみようかと思っています。８つのバンドが出演する真夏のパンの祭典といった趣向のようです。また、２６日にはカリビアン･マジック･スティール･ドラム･オーケストラというグループのコンサートを目黒まで見に行く予定です。
ほんとうにいよいよはまってきていますねー… 次回スティールパンのことや、みなとみらいのことも書きたいと思います。ではまた。
スティールパン その２
スティールパンをなんで気に入ってしまったのかは、ウーン実のところ僕にもよくわからないんですよねー… たぶん、いつか、どこかで聞いて、それが潜在意識の中にずーっと刻まれていたんじゃないかと思うんです。カラオケもやらない音楽には無縁の僕が、なんでこんなにこだわるのか… きっとそれはこのあとスティールパンとの係わりが何年か続いて、そしてそのときに初めてわかるのかもしれませんね。
スティールパンはスティールドラムとも言うのですが、昔はドラム缶で作ったそうです。２０世紀最後のアコースティック楽器と呼ばれているのだそうですが、詳しくはたまたまきのうの朝日新聞の夕刊に記事が載っていましたので、ぜひ見てみてください。
今日は船橋のフェイスビルでパンベリのコンサートがあって、きのう電話で問い合わせをしたらまだ席が空いているというので、急きょ行ってくることにしました。前回も書きましたが、パンベリはあすはニッケコルトンです。近くですからぜひ行ってみてください。ではまた。
スティールパン その３
きのうは行ってきましたよ！ パンベリ！！！ 最高でした！ 会場も小さいホールだったので、迫力も満点！ すぐ近くで見ることもでき、大興奮！ 胸躍る２時間でした。
時に繊細で、時に甘美な音色、時にダイナミックに（ちょっとは文学的表現になっていますかね？）、ひとことで言ったらホントすごい！かっこいー！です。その迫力は先日の横浜に比べてもはるかにしのぐものでした。
しかし、スティールパンは鑑賞するっていうもんじゃどうもなさそうです。奏者と一体となって狂喜乱舞、まさに≪すさまじい≫もののようです。この≪すさまじい≫が実はスティールパンのプレーヤーの憧れだそうです。そういう点ではまさに≪すさまじい≫ライブでした。追っかけのような若い女の子が３～４０人来ていて一緒に踊っていましたし、僕ももうあと３０くらい若かったら一緒に踊りたい気分でした。
本当にあっという間の２時間でした。またライブ終了後もしばらくはその余韻に浸っていました。
何度もお知らせしていますが、きょうニッケコルトンプラザの１階コルトンプラザで午後５時と７時半の２回パンベリ･スティール･オーケストラのライブがあります。ぜひぜひぜひ行ってみてください。無料ですから（きのうも無料でしたが）夕涼みのつもりくらいでお気軽にどうぞ。
なんか興行主みたいになってしまいましたが、実は僕自身はまだ横浜に行こうか、ニッケに行こうか迷っています。ウーン困った、どうしよう… ではまた。
スティールパン その４
きのうはなんて暑いんだと思っていたら、今朝早く寒くて目が覚めてしまいました。今日は秋雨のような冷たい雨が降っていて、涼しいというよりも寒いくらいです。
さて、きのうは結局ニッケコルトンプラザの方へ行くことにしました。パンベリ･スティール･オーケストラ日本公演最後のライブとあっては、やはり聞きに行かないわけにはいかないなと思い、未練はあったのですが横浜はあきらめました。
きのうも２回とも見てきたんですが、これでなんと計５回見たことになります。ですから最初はまったく知らない曲だったのがいつの間にか聞きなれたサウンドになって、またメンバーの顔もいつのまにか全員覚えてしまい、最後には親近感さえ感じるようになっていました。
曲といえば本当にまったく知らない曲ばかりだったのですが、たった１曲だけ知っている曲がありました。それはベートーベンの運命です。これがリズム感のある超ド迫力の曲にアレンジされて演奏されていたんですが、よかったですよー！
イヤーでも本当にかっこよかった！ それ以外形容のしようがない！ いくら文章で書いても僕には表現できません。実際に見てみるのが一番！ また来年来るそうですから、ぜひ行ってみてくださいね！
ではまた。