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2002年05月月別アーカイブ シャチョー登場!

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2002年05月06日

閑話休題 其之十七

ゴールデンウイークも今日で終わってしまいますね。皆さんはどこかお出かけしてきましたか? 

僕はずーっとありのみカップにかかりきりで、あわただしく過ごしていました。現在最後の種目が行われていますが、すべての日程が雨も降らずに無事終了できて、とてもホッとしています。

ご参加いただいた皆様、本当にありがとうございました。次回もぜひご参加ください。

さて、いろいろ書きたいことはあるのですが、なかなか書けなくて申し訳ないです。今回お知らせしておかなくてはいけないことは、

ヨネックスを辞めてロスでコーチを始めたH君が今月号と来月号のテニスジャーナルに特集で出ています。ぜひ見てみてください。

僕も読んでみて、こいつこんな奴だったんだ、なんて改めて感心してしまいました。

あと、

2番目の息子が千葉県高校のチャンピオンになりました。

決勝はヘロヘロになりながらタイブレークでやっと勝ちました。でもよく頑張ったなと思います。長男と娘のことはよくこのページに書いているのですが、次男のことを書くのはおそらく初めてじゃないでしょうか。

次男は小さい頃から太っていて足が遅く、また精神的に非常に弱く、その2点でなかなか勝てませんでした。特に緊張するとその緊張ぶりが尋常ではありませんでした。

試合が近づくと夜も眠れなくなって、おなかが痛くなったり、足が痛くなったり、大騒ぎが始まります。で、本番の試合は実力が出せずに負けてしまう、そんなことがそれこそ今年の冬の試合まで続いていました。

それがどうしたことかその後の試合から気合の入った試合ができるようになり、3月の大会で優勝、4月の大会でも優勝、その後足の肉離れがあり、思ったような練習ができずに5月の大会を迎えてしまい、それこそ本当に初回戦から悪戦苦闘しながらもよくこらえて、とうとう優勝してしまいました。

これまでなら、今回のような状態だったらきっと早い回でさっさと負けていたんじゃないかと思います。それが今回ばかりは精神的な緊張状態と、肉体的にもイッパイイッパイの状態の中で、本当によく頑張ったと思います。

コーチの渡部と及川には本当にお世話になりました。

皆さんも精神的に弱くても必ず乗り越えられるものだと思ってください。

ちなみに渡部、及川がしごき隊を指導しますので、良かったらぜひ1度受けてみてください。ではまた。

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2002年05月07日

ロステニス事情3

ゴールデンウイークも、ありのみカップで忙しくしているうちにあっという間に終わってしまいました。皆さんはいかがお過ごしでしたか。

さてロステニス事情の続編です。

アメリカには日本のようなテニススクールというものがないのはご存知ですか?

クラブがレベル別で生徒を集めてテニスを教えるというシステムはおそらく日本独自のものだと思います。

アメリカではテニスをやろうと思えばいくらでもやる環境があります。公園にはけっこう勝手に使っていいコートがありますし、ハイスクールのコートも使っていないときは勝手に使ってもいいんですね。公営のコートもあちらこちらにあって、無料かあるいは有料でもとても安い金額で使うことができます。

チャックのところはコミュニティーのコートなので、そこの住民なら誰でもタダで使えます。ですからテニスがしたいなと思ったらいくらでもやることができるのです。

しかし、テニスを習うとなるととてもお金がかかります。前に書いたようにテニススクールはありませんし、というよりあちらの方は他の人と同じことを一斉に習うという考え方がないんでしょうね。自分が習いたいのはコレってみんな思っているので、教わるとなるとプライベートレッスンだけです。

コーチによって違いがありますが、だいたい1時間50ドルから70ドルくらいです。それを毎日受けたら大変な金額になりますよね。おとなも子供も当然同じですから、ジュニアでテニスをやらせていこうという家庭は、それだけの大金をかけてテニスを学ばせていかなければなりません。「月20万はレッスン費にかかってしまう」と言っていました。

それも10歳くらいからプレーヤーを引退するまで、それくらいの金額のコーチ料をずっと払い続けなければなりません。本当にお金のかかるスポーツだと言っていました。

フロリダですとテニスアカデミーといって、テニスクラブと学校と寮が一体になったジュニア育成システムがありますが、ロスではそのようなクラブは見かけません。ジュニアの指導で有名なクラブもしくはコーチのところへ、みんなプライベートレッスンを受けるためにせっせと通います。もちろん親が送り迎えしなければいけません。親の負担はかなりのものです。

補足ですが、高校生になるとみんな自分で車を運転してしまいます。高校には大きな駐車場があってみんなマイカーで通っています。下校時間になるとみんな一斉に車で出てくるので、その近辺には危なくて近づけないそうです。ジュニアの試合にうちのジュニアを連れて行ったとき、地元のジュニア選手がみんな自分で車を運転して会場に現われるのを見てビックリしたものです。

ちょっと脱線してしまいましたが、テニスはお金がかかるスポーツだということがわかっていただけたでしょうか。チャックが言うには、テニスはお金がかかってその上教わってもなかなかできるようにならない難しいスポーツで、アメリカ人はそこまで根気よく学ぼうという人が少なく、したがって今はテニスはぜんぜん人気のないスポーツなんだそうです。

また長くなってしまいましたので今日はこの辺で終わりにしておきましょう。

ではまた続きをお楽しみに!

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2002年05月08日

閑話休題 其之十八

一昨日ありのみカップを開催していると、消防車のサイレンがけたたましく鳴り響き、その音のする方向を見てみると、なんともうもうと黒い煙が立ち昇っているではないですか。

おそらく4~500メーターくらいしか離れていないところのようです。そうこうするうちにコート中に煙が蔓延して、とうとう試合ができるような状態ではなくなり、一時中断をしなければならないほどになってしまいました。

ひどい火事だなーと思っていたのですが、今日になって新聞にその火事のことが書いてあり、なんとかわいそうに小学6年生の女の子が逃げ遅れて亡くなってしまったそうです。本当に心が痛みます。ご冥福をお祈りいたします。

嬉しい報告も1つ、今年も金魚がふ化しました。まだ小さくてなかなか見えないいのですが、けさ見たところでは5匹いました。こちらへお越しの際はぜひ池の中の小さい水槽の中も覗いてみてください。ではまた。

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2002年05月12日

ロステニス事情4

今日は久し振りのいい天気で、とても気持ちが良くて日光浴でもしたくなってしまいます。

さてもう8年前になりますが、2回目のロス行きのときにどうにもよくわからなかったことが1つありました。そのときにロスのテニスクラブを15くらい見てまわって、20人前後のコーチと話しをしてきたのですが、今回も行った地域(サンプラスの育った地区近辺)のテニスクラブのいくつかが、みな同様にサンプラスはうちのテニスクラブ(もしくはコーチ)で育ったというのです。(前にも書きましたがサンプラスの写真がどこのクラブにも飾ってあります。

日本人的に見たらこれはどういうことかよくわからないんじゃないかと思います。僕も最初は「エッ、どういうこと?」って感じでさっぱり理解できませんでした。

アメリカ人と日本人の違いは、たとえば自分の子供にテニスをやらせようとすると、”アメリカ人はその主体が本人もしくは親である”ということです。

日本ではどこのクラブにお世話になろうか、面倒をみてもらおうか、どこのクラブに入れたらいいか、あるいは、どこどこのクラブに移りたい、とかっていう感じですよね。これはきっと日本のいい面ではあるのでしょうが、アメリカ人にはない発想です。

日本人は家を大切にします。武士の時代なら“なになに家の誰々”となりますし、村の時代でもどこどこの“うち”の誰々がとなります。

今でも個人の前にまず団体とか組織があるんじゃないですか。どこどこ会社の誰々、なになに学校の誰々、テニスでもまずどこどこクラブ所属の誰々っていうふうになります。最近はだいぶ変わってきているようですけれども日本はやっぱり帰属社会なんでしょうね。

アメリカは組織より当然まず個人が優先ですから、どこに所属していようがまったく関係ありません。テニスの試合に所属クラブが出るのは、おそらく日本だけじゃないでしょうか。(違うかなー? 実はよく知らない、あくまでも推測です。)

サンプラスを育てたのはどこどこのクラブでもなければ、**というコーチでもなく、親なのです。

親が子供のテニスの上達のために、どこどこのクラブに行って、△△コーチのプライベートレッスンを受けさせて、次の日はまたどこどこのクラブに行って、□□コーチのプライベートレッスンを受けさせて、という感じで育てていったようです。

当然それらはジュニアの育成に有名なクラブだったりコーチだったりしますが、そのクラブあるいはコーチがサンプラスを丸抱えで育てたということではありません。

きっと親が「サーブを教えるのがうまいコーチがいるから受けさせに行こう」、「ストロークの練習にいいクラブがあるから今日はそこへ行かそう」、「ネットプレーの指導がうまいコーチがいるからそのコーチのプライベートを受けさせよう」とだいたいこんな感じだったようです。だから結果的にあっちのクラブ、こっちのクラブでうちがサンプラスを育てたんだって言っているようです。

元々はアメリカのジュニア育成システムを日本でも真似て始まったのではないかと思うのですが、この帰属意識のあるなしでジュニアを取り巻く環境がまったく両国で変わってきてしまっています。

また長くなってしまいました。その辺のところを次回ね! ではまた。

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2002年05月18日

谷村新司さん

また雨ですね。困ったものです。

さて常連のお客様のモモちゃんが“チャゲアス”を追っかけて家族で名古屋へ行ってしまっているというこのときに、僕とうちの奥さんはきのう二人でなんと“谷村新司”のコンサートに行ってきてしまいました。

なぜそうなったかというと1、2ヶ月前にうちの奥さんがチケットを買ってくれていたからです。

もともとアリスの大ファンで、大学時代は朝から晩まで、それこそ1日中聞いていました。でもジュニアをやるようになってからはほとんどそういう余裕がなくなり、ここ20年ぐらいはあまり聞くこともなくなってしまっていました。

コンサートもおそらく大学時代に一度行ってそれ以来、実に20数年ぶりではないでしょうか。行くまではおそらく最近の曲はほとんど知らないのでどうかなと思っていたのですが(案の定知らない歌ばかりでした)、行く前に思っていたよりもはるかに良くて、とても感激して帰ってきました。

20数年前と変わらぬダンディズム、人を惹きつけるトーク、洗練されたエンターテイメント… 雨の中出かけて行った甲斐が本当にあったコンサートでした。

最近の曲にまじって僕も知っているような昔の歌もいくつかあったのですが、なかでも特に感激したのが“青年の樹”です。本人もコンサートで歌うのは初めてだと言っていましたが、僕も本当に久し振りに聞いて懐かしさで涙が出そうになってしまいました。

いまだに耳に残っていて、思わず口ずさんでしまっています。そのほかにも“群青、昴、三都物語、チャンピオン”など懐かしい歌がいくつか聴けて、過ぎ去った若かりし頃にひととき帰ってとっても暖か~い気持ちになって帰ってきました。

ただ、会場全体がシーンと静まり返った中、谷村さんの歌をみんなじっと静聴しているというのに、一人右隣のお客さんだけが周りの迷惑も考えず谷村さんと一緒に歌っちゃって、これが当然うまいわけがなくて、その上この人の声ばかりが耳についてしまって、それが唯一悔やまれることでした。

お客さんはおじさんおばさんばかりなのですが、左隣のおばさんは熱狂的なファンのようで、谷村さんが語りかけると、さも自分に話し掛けられたようにずっと返事をしたり、言葉を返したりしていました。

アーこのおばさんに「僕は谷村さんと3日間一緒に遊ばせてもらったことがあるんですよ!」って言ったらビックリするだろーなー とフッと考えてしまいました。

今から8年ほど前のことです。

僕のテニスの知り合いで谷村さんととても仲が良いという方がいて、その方の別荘に毎年谷村さんが遊びに来ているそうなのですが、僕が谷村さんのファンだと言うと、じゃあ一緒に来なさいということに思いもかけずなってしまいました。

その方は事業でかなり成功されたようで、軽井沢の一等地にとても大きな別荘を持っています。夏中その別荘にいて、その間入れ替わり立ち替わりお客様を招いてテニスをしたり、ゴルフをしたりして過ごしているそうです。

別荘は瀟洒な洋館風の建物が2棟(いっぺんに40人ぐらいが泊まれるそうです)にテニスコート1面付きです。そこに芸能人、プロスポーツ選手、会社社長などが次から次へとやって来て、楽しく遊んで帰っていくのです。

その1人が谷村さんで、僕も3日間お世話になったのですが、その間にもプロテニスプレーヤーの白戸さん、アートコーヒーの社長さんご夫妻、女子プロゴルファーの福嶋晃子さん、高村亜紀さん、それとどこかのテニスコーチ2人、どこかの社長さん2人が尋ねて来ていました。

谷村さんはとっても気さくな方で、アリス時代のこと、音楽のこと、テニスのこと、その他いろいろお話を聞かせていただきました。谷村さんは昔はテニスに夢中だった頃があって、そういえばテレビでアリス時代の映像が流れるとテニスルックにヘアーバンド、リストバンドという出で立ちで歌っているところを見かけたことがありました。今は年に一度やるくらいで、あとはめっぽうゴルフだそうで、軽井沢にいる間も昼間はほかの方とゴルフに行っていました。

夜はみんなでマージャンですが、その別荘にはマージャン室なるものがあり、全自動のマージャン卓が完備されていて、谷村さんもビックリするような超高級ワイン(これは本当においしかった)付きの夕食を済ませたあと、そこでみんなでマージャンをやるのです。

僕はたまたま1回だけ上がってしまったのですが、それがなんとスーアンコーで、結局その日は谷村さんの一人負けとなってしまいました。

もう谷村さんは僕のことなんかすっかり忘れてしまっているでしょうけれども、僕にとっては本当に良い思いでです。

今回は、コンサートで谷村さんが自分のスローガンと言っていた言葉を最後に記して終わりにします。

「石橋を叩かないで渡って、後ろを振り向かない!」

ではまた。

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